北海道マラソン2019に参戦してみた
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こんにちは
令和元年8月25日(日)に北海道札幌市で開催された北海道マラソン2019に参加してきました。今回で33回目と歴史のある大会です。夏のフルマラソンとしてすっかり定着した大会です。
この大会の種目は、ハーフマラソンとファンランがあります。ファンランは12.1kmです。今回はフルマラソンにエントリーしました。今回は東京2020パラリンピック視覚障がいマラソン代表推薦選手選考大会も兼ねており、さらに、はまなす車いすマラソン(ハーフマラソン)も同時に開催されていて、たくさんのパラアスリートも参加していました。
フルマラソンのエントリー数は約17,000名で国内有数の大規模なフルマラソンの大会です。
【会場】
会場は札幌市の大通公園です。地下鉄でもJR札幌駅からもアクセス抜群の大会です。これほどアクセスのいい大会は他にないです。
【コース】
フルマラソのスタートとゴールは大通公園になります。大通公園をスタートして南下して、中島公園、幌平橋、平岸通などを経て、新川通りを北上して折り返すコースです。夏場のレースなので暑さ対策が重要です。全体的にフラットなコースですが、序盤の5kmはやや登り、その後の5kmは下りになります。中盤以降の直線の新川通りが日陰もなく、単調になるためフラットですが、一番の難所になります。
スタート前
今年は例年にない涼しい気象条件のレースになりました。最高気温の予報は22℃で、明け方から雨が降り、時々強まるような天気でした。
スタート地点まで5分程の時計台近くのホテルに宿泊しました。朝5時30分起床して朝食後、アップをしてからホテルに戻り、スタート40分前にホテルを出発しました。朝は時折、雨が降る天気でぎりぎりまでホテルにいることができて良かったです。Dブロックに並びましたが、もうすでに多くのランナーが並んでいて、ブロックの中段くらいの位置取りになりました。これが後々大きなタイムロスに繋がります。
スタート~10km
Dブロックの中段では、スタートラインを越えるまでのロスは約3分ちょうど位でした。通りが広いので、スタートは意外に早く走れました。しかし、スタートしてからの混雑が激しく、ペースを上げることが難しかった。やはりブロックの前に並ばないと混雑に巻き込まれてしまいます。ここは焦らずにペースを周りに合わせてしばらく走ります。
スタートから5km位までは若干の登り基調です。混雑しているのもあり、諦めて足を使わずウォームアップ替わりで走ります。
5kmを過ぎると一転して下り基調になります。周りのペースも上がりますが、ここはまだ序盤なので、ペースを上げ過ぎないように足を温存します。
6km付近に給水所があります。北海道マラソンでは夏場のレースなので、給水所が長く続きます。最初のテーブルで取れなくても、テーブルが5,6個続くので、空いているテーブルを狙って給水するのがポイントです。
下りでは足を温存していましたが、9kmの創生トンネルから徐々にバラけてきて走りやすくなります。10km近くではペースが徐々に安定してきました。
10km~20km
10kmを過ぎるといよいよ本番。ペースを巡行モードに切り替えていきます。
アップダウンもないので、キロ5分~5分10秒のいい感じのラップで走ります。
時折、雨が強くなりますが、日差しが無くて走りやすい。
19km過ぎから北海道マラソンの難所の一直線の新川通に入ります。
20km~30km
新川通に入り、ペースもキロ5分ちょっとで安定して走れました。
25kmで折り返してからは日差しが出てきて暑く感じます。
折り返すと遠くに札幌駅のJRタワーが見えます。あそこまで帰るのかと思おうと少ししんどく感じますが、走るごとにちょっとづつですがタワーが大きくなっていくのが励みになりました。
28km過ぎにコーラのエイドが!レース中にコーラを飲むのは初めてでしたが、旨い!カフェインに糖質も注入できて満足!この後もちょいちょいコーラのエイドが登場します。
30km~42.195km(ゴール)
まだ続く新川通ももうあと少しで終わりです。
31kmの給水所でランナーをよけようとして、接触。右足で踏ん張ったため、ハムに張りが出ましたが、ペースには影響はなくなんとか走れます。
コーラのお陰?でラップも5分を切って走れるようになります。このペースならPB更新もあるタイム
しかし、38kmで異常発生。急激にハムが張ってしまい、動きが重くなります。北大の構内に入って39kmまで粘りますが、徐々にストライドが小さくなり、ペースダウンになります。
歩きたくなる気持ちを抑えて、ペースダウンしながらもあと2kmなんで気持ちで走ります。
ここでなんと増田明美さんが沿道で応援!ハイタッチで元気をもらいました!
旧道庁を過ぎて、角を曲がると大通公園のゴールが見えます。
多くの沿道からの声援をもらって、3時間41分18秒でゴールできました。
ベストタイムには1分30秒余り届きませんでしたが、練習も含めて夏を走り切った感でいっぱいになりました。
【まとめ】
今年の北海道マラソンは例年になく涼しく、タイムが狙える大会になりました。もともとフラットなコースなので、気温が低ければタイムが出るコースです。
新川通りは単調なコースで、あまり面白くないですが、創生トンネル、北大の構内、旧北海道庁など見どころもある大会です。
なんといっても大通り公園のゴールへ続くラスト500mでは応援の多さがなんとも感動的でした。
【さいごに】
レース後うに丼やら海鮮丼など食べて帰りました。やっぱり北海道は最高でした。