GARMIN ForeAthlete 245 、ForeAthlete 945、CASIO WSD-F21HR、EPSON J-300、J-50を比較してみた
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こんにちは
GPSランニングウォッチも新機種が続々出てきています。
GARMINの「ForeAthlete 245」 、「ForeAthlete 945」、CASIOの「WSD-F21HR」、EPSONの「J-300」、「J-50」の性能を一覧表にして比較してみました。
【機能一覧表】
機種名 | ForeAthlete 245 | ForeAthlete 945 | WSD-F21HR | J-300T/B/W | J-50K/B/T | ||
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メーカー | GARMIN | GARMIN | CASIO | EPSON | EPSON | ||
発売日 | 2019年5月 | 2019年6月 | 2019年9月 | 2017年7月 | 2017年9月 | ||
価格 amazon 2019/9/29現在 | ¥32,311 | ¥68,523 | ¥54,421 | ¥32,800 | ¥29,800 | ||
重さ | 38.5g | 50g | 約81g | 約51g | 約42g | ||
防水機能 | 5気圧 | 5気圧 | 5気圧 | 5気圧 | 5気圧 | ||
動作時間 | GPS計測+脈拍計測 | 約22時間 | 約32時間 | 最大20時間 | 約16時間 | 約10時間 | |
脈拍計測 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
機能 | VO2max(推定計測) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
リカバリータイム | 〇 | 〇 | ― | 〇 | ― | ||
トレーニング効果 | 〇 | 〇 | ― | 〇 | 〇 | ||
パフォーマンスコンディション | 〇 | 〇 | ― | ― | ― | ||
ランニングダイナミクス | △1 | △1 | ― | ― | ― | ||
ランニングパワー | △1 | △1 | ― | ― | ― | ||
乳酸閾値 | ― | △1 | ― | ― | ― | ||
気圧高度計 | 標高のみ | 〇 | 〇 | 標高のみ | 標高のみ | ||
磁気(方位) | ― | 〇 | 〇 | ― | ― | ||
地図表示 | ― | 〇 | 〇 | ― | ― | ||
種目 | ラン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
インターバルトレーニング | 〇 | 〇 | ― | 〇 | 〇 | ||
バイク | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ― | ||
トレッドミル | 〇 | 〇 | ― | 〇 | 〇 | ||
トライアスロン | ー | 〇 | ― | 〇 | ― | ||
スイム | △プールのみ | 〇 | ― | 〇 | ― | ||
プールスイム(脈拍計測) | ― | △2 | ― | 〇 | ― | ||
トレッキング | ― | 〇 | 〇 | ― | ― | ||
スマートフォン連携 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
注意事項 | △1:ハートレートセンサーHRM4-Run、HRM-Tri、ランニングダイナミクスポッドが必要 | ||||||
△2:ハートレートセンサーHRM-Triが必要 |
やはりGARMINが一歩リード
動作時間やランニングの解析機能もGARMINが他社を圧倒しています。ランニングを目的とするならば、GARMINの2機種を選ぶのが無難です。ランニングのみであれば、ForeAthlete 245、トライアスロンやトレランならForeAthlete 945が適しています。
CASIO PRO TREC WSD-F21HRの利点は?
新しく2019年9月にデビューしたWSD-F21HRは、他社と同じく脈拍計測とVO2maxも測定できるモデルとなっています。ただし、インターバルやトレッドミルでの測定ができないなど機能面でやや劣っているところもあります。WSD-F21HRの最大の特徴は地図表示です。オフラインでも地図表示が可能で、トレランやトレッキングに特化したウォッチです。トレッキング用のGPSウォッチに脈拍計測機能が付いたものと考えた方がいいかもしれません。
EPSON J-300のガーミンに勝る唯一のメリット
EPSONのWristableGPSは新機種が出ず、2年前のモデルが一番新しい機種になります。なのでGARMINには太刀打ちできない感じです。もう、在庫のみで販売終了で、ほとんど売れてしまい、価格の高いショップにわずかに残る程度です。ただし、J-300にはGARMINにもない機能があります。それはスイムでの脈拍計測です。ForeAthlete 945でスイムの脈拍計測を行う場合は胸ベルトが必要ですが。J-300は手首のみで計測可能なのです(脈拍は平均値と最高値のみ)。これほど高い技術のセンサーを開発しながら、WristableGPSは幕を閉じそうです。
【機種の説明】
GARMIN ForeAthlete 245
GARMINの機種の最大の弱点だった動作時間も大幅に延びて、大きな欠点はなくなりました。初心者から上級者まで使用できるGPSランニングウォッチになっています。スイム機能はプールスイムのみになっており、オープンウォータースイムでは使用できません。トライアスロンには向かない機種です。トライアスロンには上位機種のForeAthlete 945が対応しています。
音楽を聴くなら、音楽再生機能搭載のForeAthlete 245 musicがあります。
GARMIN ForeAthlete 945
ForeAthleteの最上位機種です。スイム、バイク、トライアスロンなどマルチスポーツにも対応しています。音楽再生やスマホとの連携、カラーでの地図表示など様々な機能を搭載したオールマイティーな機種です。これを選べばまず問題はない機種です。ただし、価格が6万円後半というのがネック。
CASIO PRO TREK Smart WSD-F21HR
WSD-F21HRはCASIOのPRO TREK Smartシリーズ初の心拍計測機能搭載モデルとなります。かなり大きな画面で見やすいのが特徴です。カラーの地図表示はトレランで威力を発揮しそうです。フィッシング、パドルなどのアウトドアで使える機能もあるのが他社との違いです。大きい分重さがあるのが難点です。
EPSON WristableGPS J-300
WristableGPSの中上位機種になります。スイム、バイクなどマルチスポーツに対応しています。在庫のみで販売終了になります。
EPSON WristableGPS J-50
J-50はWristableGPSの中位機種になります。ランニングのみの機能になります。WristableGPSのJ-300と同じく在庫のみで販売終了となります。
結局選ぶならコレ!
ランニングのみなら ForeAthlete 245
トライアスロンなら GARMIN ForeAthlete 945
トレランなら GARMIN ForeAthlete 945 or CASIO WSD-F21HR
トレッキングが主なら CASIO WSD-F21HR