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アラフォーランナーがサブ3.5を目指すブログ

第21回長野マラソンに参加してみた

こんにちは

平成31年4月21日(日)に第21回長野マラソンに参加してきました。

今年で4回目の長野マラソンです。

 

第21回長野マラソン 長野駅の様子

今年の目標は3時間40分切りです。サブ3.5を目指して練習はしてきたのですが、太ももの裏に違和感が続いているので、下方修正です。

 

当日の天気は晴れで風もなく絶好のマラソン日和です。昨年は雨、2年前は猛暑、3年前は風と雨のち晴れの天気で、4年目にして初めていいコンディションで走れそうです。 

 

第21回長野マラソン スタートゲート

 

 

スタート~10km

スタート時の気温は低く、やや肌寒い感じ。曇りで日差しはなく、風もほとんどない状況です。

今年はFブロックからのスタートです。

太ももの裏に違和感があるので、慎重に走ります。スタート直後はランナー渋滞であまりペースも上がらないので、ウォームアップ気味にキロ5分20~30秒で走ります。序盤は焦らないのがフルマラソンの鉄則です。

7kmの善光寺参道の下りでキロ5分10秒程度にペースアップ。このペースであれば、余裕もあるので、終盤まで余力が残りそうな感じで10kmへ。

10km~中間点

10kmを過ぎても5分10秒ペースを維持できてます。

17km地点でスピードスケートの会場のエムウェーブを周回します。ここで思わぬことが。

エムウェーブは応援が多く、観客とハイタッチをするスポットです。初老のおばさまとハイタッチをしたのですが、おばさまが力を入れてタッチをしたため、腕を持っていかれることに。。。腕と肩に少し違和感がありましたが、幸いにして走りには支障はなく、少しして違和感も収まったので良かったです。松坂投手のように肩に怪我を負ってもおかしくなく、転倒のリスクもありました。これ以降はハイタッチは自重しました。

エムウェーブを過ぎ、五輪大橋を渡り終えると中間点です。レースは後半戦へ突入。

 

中間点~35km

中間点を過ぎた頃から、日差しが出てきて気温が上がってきました。気温が上がって走りやすくなってきました。5分~5分10秒ペースを維持できています。

折り返しを過ぎて25km位で左の太ももの裏に強い張りが出てきて焦りが(汗)

そういえばランスマで金さんが使う筋肉を変えるテクニックがあるって言ってたのを急に思い出す。腸腰筋を使い走ると1km程度で、張りがなくなり、復活!まだまだこれからです。ペースも維持できています。

 30kmからのふたこぶらくだの坂を越えると3時間45分のペースランナーに追いつきます。ペースランナーには付かずに前に出てペースを維持。

30kmを過ぎても5分~5分10秒を維持。

35km~ゴール

35kmを過ぎてもペースは維持できていているものの、太もも裏の張りは強くなっています。

38km過ぎでゲストランナーの西谷綾子さんを交わして、ここからペースを上げます。

38~39kmではキロ5分を切るペースに上げますが、39km過ぎにペースダウン。かなり足に疲れと太もも裏の張りで、ストライドが伸びない。キロ30秒位ペースが落ちている感覚になっているが、ペースは5分10秒でキープ。このままスタジアムへ向かいます。

スタジアムに入り、残りも100mほどになった時、抜いたはずの西谷綾子氏がペースを上げて近づくのに気づきます。抜かれまいとダッシュ!なんとか追撃をかわしてゴール!たぶん差は1秒位です。

タイムはネットで3時間39分と3時間40分を切れて目標達成です。

 

西谷さんは他のランナーさんに付いていて、ラストスパートのペースメーカー的な走りをしていたようです。

 

第21回長野マラソン ゴール

【まとめ】

終わってみれば、7km以降は5分~5分10秒のイーブンペースで、失速もなく走り切れました。太もも裏の違和感で慎重にスタートしたのが、結果的に余裕を持って終盤まで走ることができました。ペースの余裕がフルマラソンでは重要なことを改めて認識した大会になりました。

 

 

第19回日立さくらロードレース大会に参加してみた

こんにちは

平成31年4月7日(日)に茨城県日立市で開催された第19回日立さくらロードレース大会に参加してきました。

 第19回日立さくらロードレース大会会場の様子

 

この大会の種目は、ハーフマラソン、10km、5km、2.2km(中学生)、1.8km(小学生、親子) があります。今回はハーフマラソンにエントリーしました。

大会全体のエントリー数は約17000名、ハーフのエントリー数は約4000人で、かなり大きな規模の大会でした。

 

第19回日立さくらロードレース大会会場の看板

 

 

【会場】

会場は日立シビックセンター新都市広場です。

最寄りのJR常磐線日立駅から徒歩2~3分とアクセス抜群の大会です。

車の場合は駐車場の用意はなく、近隣のコインパーキングに駐車するか、公共交通機関を利用する必要があります。

 

第19回日立さくらロードレース大会会場の新都市広場の様子

 

 日立シビックセンター新都市広場の地下に更衣室があります。手荷物預かりコーナーもあり、事前に配布されたビニール袋に入れて預けることもできます。

 

日立シビックセンター

 会場の日立シビックセンター

【コース】

 ハーフマラソンのスタートは平和通り、ゴールは日立シビックセンターの前になります。平和通りは桜並木で有名です。

第19回日立さくらロードレース大会スタート地点の平和通り

スタート地点の平和通りの桜並木

 

コースは、国道245号と普段は自動車専用道路の国道6号日立バイパス(日立シーサイドロード)を走ります。日立バイパスは海沿いの高架アップダウンがあるコースです。

 

長野マラソン前の最後の実戦です。フルマラソンのレースペース(キロ5分)よりやや早いペースで走るのが目標です。

 

国道6号日立バイパスを走るランナー

 国道6号日立バイパスを走るランナー達

スタート~10km

スタート地点は、平和通りです。桜並木が500mほど続き、ほぼ満開の桜がきれいでした。スタート地点は集団になってかなり混雑するため、注意が必要です。

2km地点で国道245号に入って南下していきます。国道はやや道幅が狭くなっています。国道に入るといきなり登りになります。前の週の30km走の疲れが少し残っていたせいか、この時点で太ももの裏が張っています。大丈夫かと少し不安になります。

登りきるとすぐに次の谷のようなV字のアップダウンが待ってます。15m位の下って15m位登ります。V字のアップダウンは3kmと4kmの2回あります。

5kmまでのラップは24分20秒程度でした。アップダウンが続いている割にキロ5分は切っているので、まずまずのペースです。

6kmの折り返してきた道を戻ります。再びV字のアップダウンを2回越えて10kmから日立バイパスに入ります。

10kmまでの5kmのラップは23分50秒と少しペースアップです。

10km~ゴール

10kmからは日立バイパスを走ります。バイパスは海岸の高架橋になっています。太平洋が一望でき、絶景が続きます。バイパスはアップダウンは少なく走りやすかったです。

 14kmで折り返してバイパスを戻ります。15kmまでの5kmのラップは23分05秒でペースがさらに上がりました。

 16kmから右折してバイパスから別な道に入ります。ここから約1km登りが続きます。終盤での登りなので結構キツイ登りです。

17km付近で折り返して再びバイパスに戻り、ゴールのシビックセンターを目指します。20kmまでの5kmのラップは22分47秒と一番早いラップを出せました。後半ほど速くなりいい感じで走れました。

 

ゴールのシビックセンター応援も多くラストのペースも上げてゴールできました。

タイムは1時間39分で、なんとか100分を切ってゴールできました。

長野マラソンに向けてまずまずのタイムでした。

国道6号日立バイパス

【まとめ】

平和通りの桜と日立バイパスからの太平洋眺めがいいコースです。アップダウンもそこそこあり、練習にもいいコースです。

 

 

【新コース】第52回奥久慈湯の里大子マラソン大会に参加してみた

こんにちは

平成31年3月10日(日)に茨城県大子町で開催された第52回奥久慈湯の里大子マラソン大会に参加してきました。半世紀以上続く歴史のある大会です。

 

第52回奥久慈湯の里大子マラソン大会の様子

 

この大会の種目は、ハーフマラソン、10km、5km、2km、2km(親子) があります。今回はハーフマラソンにエントリーしました。

ハーフマラソンのエントリー数は約1700名、大会全体のエントリー数は約600名でした。混雑しない程度の参加人数で、走りやすかったです。

 

第52回奥久慈湯の里大子マラソン大会の会場の様子

 

 

 

【会場】

会場は茨城県大子町の大子広域公園です。最寄りのJR水郡線常陸大子駅や周辺の指定駐車場からシャトルバスが出ており、バスで10~20分位の場所です。駐車場はエントリー時に希望を記入する必要があり、指定の駐車場に駐車するようになります。

 

第52回奥久慈湯の里大子マラソン大会のスタート地点の様子

 

 

【コース】

 ハーフマラソンのスタートとゴールは大子広域公園になります。ハーフマラソンのコースは今回から変更になりました。昨年まであった折り返し付近の急な登りはなくなりましたが、新たに加わったコースもアップダウンがあり、さらに厳しいコースになっています。高低差は以下の通りです。

第52回奥久慈湯の里大子マラソン大会の高低差

今回は4月の長野マラソン前の数少ない実戦です。1時間40分切りを目標に走りました。  

第52回奥久慈湯の里大子マラソン大会のゴール地点の様子



スタート~10km

スタートから急な下りから始まります。急な下りが終わり、公園の外に出て折り返します。折り返してから1km位で3km地点を過ぎると左折すると新コースです。

 

新コースは結構急な登りが続き、1.5kmで50m登ります。登りきると急な下りがあって、5km地点で折り返して同じ道を戻ります。6.5km位で元のコースに戻ります。すでにこの時点で太ももの裏にかなり張りがあり、この先の登りがしんどく感じます。

ここまで何とか登りでも我慢してキロ5分を切るペースを何とか維持できてます。登りが多い割にいいペースです。

 

7kmからが本格的な登りの始まりです。7kmからは多少の下りはあっても基本的に登りになります。キロ5分よりペースを落とさないように登りで我慢の走りが続きます。

10km~11kmと13kmの折り返しの手前が坂が最も急な地点です。ペースが落ちてキロ5分位に。登り切ると13kmで折り返しになります。 

13km~ゴール

13kmの折り返しから下りになるので、切り替えてスピードに乗らないといけない区間ですが、いまいちスピードに乗れず4分30秒位のペースで15km付近まで来ました。

後ろからすごい勢いのランナーに抜かれましたが、離れずについて行くと、リズムが良くなって、キロ4分10秒台にペースアップに成功!

その後、抜かれたランナーさんとはかなり差がついてしまいましたが、他のランナーさんはごぼう抜きできました。

 

最後の1kmは公園内のキツイ登りになります。体の前傾を使って登って、登りの最後に一人抜いてそのままゴールです。

アップダウンが昨年よりも多くなり、かなり足にきました。特に太ももの裏は終盤、攣りそうになりました。

タイムは1時間39分で、目標の1時間40分切りに何とか成功!昨年よりもタイムを1分縮めることができました。去年までは距離が500m位短かったので、実質は3~4分位はタイムが良くなりました。

 

第52回奥久慈湯の里大子マラソン大会のスタート地点

【まとめ】

昨年までは前半登り、後半下りのコースでしたが、序盤に結構きついアップダウンが加わり、コースのレベルが上がったように感じられます。アップダウンの練習には非常にいい大会です。コースの難易度は高い大会です。

 

 

 

Jヴィレッジ再開記念ハーフマラソンの参加賞届く

こんにちは

 

先日、Jヴィレッジ再開記念ハーフマラソンの参加賞が届きました。

 

1月26日(土)の大会当日は積雪のため中止になりました。参加賞はJヴィレッジまで取りに行く必要がありましたが、変更されて郵送されてきました。半ば諦めていましたが、届くと嬉しいものです。

お手紙と共に参加賞が届きました。

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なかなかかっこいいフィニッシャータオルです。

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3月11日で8年が過ぎました。Jヴィレッジのある広野町楢葉町の避難区域は解除されていますが、復興はまだまだ途中です。

 

今年の大会は残念でしたが、来年の大会も期待しています!!

GT-2000 7を購入したのでレビューします

こんにちは

 

アシックスのランニングシューズ GT-2000 7 (1011A158.600)を購入しましたのでレビューします。 GT-2000シリーズはアシックスのシューズで最も売れているシューズです。完走~サブ5くらいのビギナーランナー向けのシューズです。ジョッグなど練習用にも使えます。

前作と比べるとデザインが大きく変更されています。

 

GT-2000 7


色は「ブラック/ホワイト」、「 クラシックレッド/ブラック」、「イリュージョンブルー/ブラック」、「ブラック/リッチゴールド」、「ミッドグレー/ホワイト」の計5色です。今回はクラシックレッド/ブラックを選びました。足の幅が広めのEXTRA WIDEと細めのNARROWも用意されています。

【デザイン】

オーソドックスなデザインになってます。 

GT-2000 7の全体の様子

 【アッパー】

 アッパーの構造は前作と大きく変わっています。メッシュが小さくなってフィット感が強くなりました。通気性が少し悪くなったようにも感じますが、大きな問題はない作りです。

GT-2000 7のアッパー

【ミッドソール】

ミッドソールは軽量でクッション性の高いFlyteFoamが採用されています。

GT-2000 7のミッドソール FlyteFoam

DYNAMIC DUOMAXが採用されています。DYNAMIC DUOMAXはかかとの倒れこみを抑えてくれるので、オーバープロネーションをサポートする機能です。足の負担を減らしつつ安定性が高いシューズとなっています。

GT-2000 7のミッドソール DYNAMIC DUOMAX

 【ソール】

ソールはセパレートになっています。前作と大きな違いはないように見えます。中央のラインはGUIDANCE LINEです。これによって重心の移動が安定して走りのパフォーマンスが上がります。ソールの中央のプラスチック製のGUIDANCE TRUSSTICによって剛性が上がり、シューズのねじれが抑えられ、安定性が高まります。耐久性も高いため、長距離の練習にも使用できそうです。

GT-2000 7のソールの様子

【かかと】 

前作同様にかかとに樹脂製のヒールカウンターは付いていません。少し硬めのかかとなっていて、ホールド感は高く、かかとの安定性が高い作りになっています。

GT-2000 7のかかとの様子

【重さ】

GT-2000 7 の重さは304g(27.0cm)でした。ビギナー用なのでやや重いシューズです。 

GT-2000 7 重さ

【履き心地】

履いた感触はややソールに硬さもあるシューズで、ビギナー用のシューズにしては反発性もあるシューズです。重さはありますが、ブレが少なく安定性が高く、走りやすいシューズです。重いシューズなのでスピードトレには向きませんが、5分~6分半程度で走るのがちょうどよいシューズです。ソールは厚いですが、ナイキの厚底とは異なるシューズで、ふわふわしたクッション性よりも接地や蹴りだしの感覚が掴みやすいシューズになっています。ビギナーランナーが走りの感覚を掴む練習するのにいいシューズです。

【まとめ】

GT-2000 7は、キロ5分~6分半程度であれば対応できるシューズです。サブ5レース向けのシューズとしても使用できますし、LDSなどのスロートレーニングシューズとしても使えそうです。

 

 

 新作のGT-2000 8の記事はコチラ

runrenrun.hatenablog.com

 

 

【厚底は速さだった】第13回下野市天平マラソン大会にズームフライフライニットで参戦

こんにちは

平成31年1月14日(月)に栃木県下野市で開催された第13回下野市天平ラソン大会に参加してきました。前身の大会も含めると通算45回目と非常に歴史のある大会です。昨年の第12回も参加しています。

runrenrun.hatenablog.com

今回はナイキの厚底シューズの「ズームフライ フライニット」で参戦しました。厚底シューズでの初レースです。

 

第13回下野市天平マラソン大会の会場の様子

 

 

 

この大会の種目は、ハーフマラソン、10km、5km、3km、2km、1km(親子) があります。今回はハーフマラソンにエントリーしました。

ハーフマラソンのエントリー数は654名、当日の参加者は528名、大会全体のエントリー数は約2,000人、当日の参加者数は1,739名でした。

 

 

第13回下野市天平マラソン大会の天平の丘公園の案内図

 

【会場】

会場は栃木県下野市天平の丘公園です。最寄りのJR宇都宮線小金井駅からシャトルバスが頻繁に出ています。バスで10分位でアクセスが便利です。自動車を利用する場合は1200台分の駐車場があります。

武道場の中に手荷物の預り所があります。武道場の中で着替えもできます。

 

第13回下野市天平マラソン大会の駐車場

【コース】

 天平の丘公園の前の道路がハーフマラソンのスタートとゴールになります。ハーフマラソンは約10kmのほぼ同じコースを2周します。大きなアップダウンはなく、フラットなコースになっています。

 今回はズームフライフライニットで初めてレースにでます。厚底シューズでどれ位タイムが出るかチャレンジしてみます。

第13回下野市天平マラソン大会のゴール地点



スタート~10km

スタートからは4分40秒前後で走ります。ズームフライフライニットの反発性が高く、ストライドが大きくなります。序盤はハーフのベストを出した12月の那須烏山ラソンと同じくらいのペースで走りました。前半はズームフライフライニットの性能をあまり引き出すことができませんでした。走りながら、走り方を探すような感じになってしまいました。

10km~ゴール

11kmを過ぎると2周目に入ります。このあたりからペースを上げていきました。4分30秒を切る位でペースまで上げていきます。

このあたりで、ズームフライフライニットの走り方がわかってきました。体の真下に着地して、着地点をつま先の方にして、体重をかかとに残さないように走ると、反発力が大きく得られます。さらに腸腰筋を使うようにするとストライドが伸びて、押し出されるような走りができます。10kmでは120cm位のストライドが18km~20kmでは130cmを超えるストライドになりました。10cm位ストライドが大きくなっています。15km以降は4分10秒前後で走れました。10kmのレースでも出ないようなラップを出せました。

ただし、いつもと走り方が異なっていたので、終盤はふくらはぎが攣りそうになりました。

 結局、ベストタイムを約4分30秒更新、昨年のタイムを約7分30秒更新することが出来ました。

 ズームフライフライニットはやっぱり「厚底は速さ」でした。

 

【まとめ】

 ズームフライフライニットの威力を感じることができたレースになりました。ズームフライフライニットの性能を引き出すには走り方をマスターする必要があります。難しいことではなく、体の真下に着地して、フラットに着地を意識するとズームフライフライニットに合った走りになります。

 

ナイキ ズームフライフライニットを購入してみた

こんにちは

 

NIKEのランニングシューズ「ズームフライ フライニット」を購入しましたのでレビューします。

ズームフライフライニットの特徴を簡単にまとめると

 

1.今や多くの一流ランナーが履く「ヴェイパーフライ4%」と同じくカーボンプレートが入った厚底シューズです。カーボンプレートにより反発力を生み出します。

 

2.ニット素材の「ナイキ フライニット」を採用。ニット素材により伸縮性があり、通気性、フィット感が高まっています。

 

3.リアクトフォームの採用。リアクトフォームによって柔らかく、弾力性が上がり、耐久性にも優れたシューズになっています。

 

ズームフライフライニット

 

 

【デザイン】

ズームフライフライニット


デザインはニット素材なので、シームレスの仕上げになっています。一般的なランニングシューズとは少し違っています。

 

 【アッパー】

 

ズームフライフライニットのアッパー

 

アッパーはニット素材の「ナイキ フライニット」のため、伸縮性があり、伸び縮みします。フィット感は高い作りになっていますが、独特の感触なので、試し履きをした方が良いと思います。通気性も高いシューズです。

【ミッドソール】

ズームフライフライニットのミッドソール


ミッドソールはかなり厚い作りです。さすがは「厚さは速さだ!」をキャッチコピーにしているシューズだけあります。カーボンファイバープレートが入っていて、さらに「ナイキ リアクト」のためソールが柔らかく、厚い作りになっています。 

 【ソール】

ズームフライフライニットのアウトソール
五角形が特徴的なアウトソールになっています。五角形が様々な形をしていますが、ナイキの説明では安定感と地面を押す推進力が向上するようです。

【かかと】 

ズームフライフライニットのかかと

かかとは他のシューズと比べると固くない作りになっています。かかとの深さがやや浅いかなと感じますが、慣れれば問題ないです。ソールの踵部の暑さは3.5cmとかなり厚いシューズです。

【重さ】

ズームフライフライニットの重さ


ズームフライ フライの重さは247g(27.0cm)でした。ライトレーサーTS(233g(27.5cm))と比べると少し重いシューズですが、厚さのあるシューズなので、かなり軽く感じます。 

【履き心地】

履いた感触はソールの厚みがあるので、他のシューズとは感触が異なります。クッション性は今まで履いたシューズで最も高いシューズです。ソールの厚さの割に軽く感じるため、スピードはかなり出ます。フライニットによってシューズのフィット感はかなり高いです。伸び縮みするためと、つま先が少し大きく作られているため通常は27.5cmを履きますが、今回は27.0cmがちょうどよかったです。人によって感触が違ってくるので、試し履きをした方が良いです。

【走った時の感想】

走ってみると普通のシューズとは異なります。飛び跳ねるようにストライドを大きく走るとシューズの恩恵を受けられます。さらにカーボンプレートの反発力を生かすためには、ミッドフットもしくはフォアフットの走りが必要です。走り方としては体の真下に着地ができて、骨盤を使って走る走り方をマスターする必要があります。足が体より前に着地すると、かかとに体重が残り、カーボンプレートの反発力は軽減されてしまいます。

キロ5分程度で走るとほわーんとした感覚があります。ただし、ペースを上げてキロ4分30秒程度で走ると安定性があり、走りやすいシューズです。さらにペースを上げて3分50秒程度で走ると、反発力が大きく得られて、簡単にストライドを大きくして走ることができます。キロ4分~5分ペースが最も最適なシューズですが、さらに速いペースでも対応できそうです。

フォアフットと体幹を使ったフォームによって性能を十分引き出せるシューズになっています。一方でフォームによっては履きこなすのが難しいシューズです。

【まとめ】

軽量かつクッション性も非常に高いシューズです。10km~フルマラソンまで使えそうなシューズです。ただしランニングフォームによってシューズの性能を引き出せない場合があります。フォアフットもしくはミッドフットで走る必要があります。

 実践編はこちら

runrenrun.hatenablog.com