【新コース】第52回奥久慈湯の里大子マラソン大会に参加してみた
こんにちは
平成31年3月10日(日)に茨城県大子町で開催された第52回奥久慈湯の里大子マラソン大会に参加してきました。半世紀以上続く歴史のある大会です。
この大会の種目は、ハーフマラソン、10km、5km、2km、2km(親子) があります。今回はハーフマラソンにエントリーしました。
ハーフマラソンのエントリー数は約1700名、大会全体のエントリー数は約600名でした。混雑しない程度の参加人数で、走りやすかったです。
【会場】
会場は茨城県大子町の大子広域公園です。最寄りのJR水郡線の常陸大子駅や周辺の指定駐車場からシャトルバスが出ており、バスで10~20分位の場所です。駐車場はエントリー時に希望を記入する必要があり、指定の駐車場に駐車するようになります。
【コース】
ハーフマラソンのスタートとゴールは大子広域公園になります。ハーフマラソンのコースは今回から変更になりました。昨年まであった折り返し付近の急な登りはなくなりましたが、新たに加わったコースもアップダウンがあり、さらに厳しいコースになっています。高低差は以下の通りです。
今回は4月の長野マラソン前の数少ない実戦です。1時間40分切りを目標に走りました。
スタート~10km
スタートから急な下りから始まります。急な下りが終わり、公園の外に出て折り返します。折り返してから1km位で3km地点を過ぎると左折すると新コースです。
新コースは結構急な登りが続き、1.5kmで50m登ります。登りきると急な下りがあって、5km地点で折り返して同じ道を戻ります。6.5km位で元のコースに戻ります。すでにこの時点で太ももの裏にかなり張りがあり、この先の登りがしんどく感じます。
ここまで何とか登りでも我慢してキロ5分を切るペースを何とか維持できてます。登りが多い割にいいペースです。
7kmからが本格的な登りの始まりです。7kmからは多少の下りはあっても基本的に登りになります。キロ5分よりペースを落とさないように登りで我慢の走りが続きます。
10km~11kmと13kmの折り返しの手前が坂が最も急な地点です。ペースが落ちてキロ5分位に。登り切ると13kmで折り返しになります。
13km~ゴール
13kmの折り返しから下りになるので、切り替えてスピードに乗らないといけない区間ですが、いまいちスピードに乗れず4分30秒位のペースで15km付近まで来ました。
後ろからすごい勢いのランナーに抜かれましたが、離れずについて行くと、リズムが良くなって、キロ4分10秒台にペースアップに成功!
その後、抜かれたランナーさんとはかなり差がついてしまいましたが、他のランナーさんはごぼう抜きできました。
最後の1kmは公園内のキツイ登りになります。体の前傾を使って登って、登りの最後に一人抜いてそのままゴールです。
アップダウンが昨年よりも多くなり、かなり足にきました。特に太ももの裏は終盤、攣りそうになりました。
タイムは1時間39分で、目標の1時間40分切りに何とか成功!昨年よりもタイムを1分縮めることができました。去年までは距離が500m位短かったので、実質は3~4分位はタイムが良くなりました。
【まとめ】
昨年までは前半登り、後半下りのコースでしたが、序盤に結構きついアップダウンが加わり、コースのレベルが上がったように感じられます。アップダウンの練習には非常にいい大会です。コースの難易度は高い大会です。
GT-2000 7を購入したのでレビューします
こんにちは
アシックスのランニングシューズ GT-2000 7 (1011A158.600)を購入しましたのでレビューします。 GT-2000シリーズはアシックスのシューズで最も売れているシューズです。完走~サブ5くらいのビギナーランナー向けのシューズです。ジョッグなど練習用にも使えます。
前作と比べるとデザインが大きく変更されています。
色は「ブラック/ホワイト」、「 クラシックレッド/ブラック」、「イリュージョンブルー/ブラック」、「ブラック/リッチゴールド」、「ミッドグレー/ホワイト」の計5色です。今回はクラシックレッド/ブラックを選びました。足の幅が広めのEXTRA WIDEと細めのNARROWも用意されています。
【デザイン】
オーソドックスなデザインになってます。
【アッパー】
アッパーの構造は前作と大きく変わっています。メッシュが小さくなってフィット感が強くなりました。通気性が少し悪くなったようにも感じますが、大きな問題はない作りです。
【ミッドソール】
ミッドソールは軽量でクッション性の高いFlyteFoamが採用されています。
DYNAMIC DUOMAXが採用されています。DYNAMIC DUOMAXはかかとの倒れこみを抑えてくれるので、オーバープロネーションをサポートする機能です。足の負担を減らしつつ安定性が高いシューズとなっています。
【ソール】
ソールはセパレートになっています。前作と大きな違いはないように見えます。中央のラインはGUIDANCE LINEです。これによって重心の移動が安定して走りのパフォーマンスが上がります。ソールの中央のプラスチック製のGUIDANCE TRUSSTICによって剛性が上がり、シューズのねじれが抑えられ、安定性が高まります。耐久性も高いため、長距離の練習にも使用できそうです。
【かかと】
前作同様にかかとに樹脂製のヒールカウンターは付いていません。少し硬めのかかとなっていて、ホールド感は高く、かかとの安定性が高い作りになっています。
【重さ】
GT-2000 7 の重さは304g(27.0cm)でした。ビギナー用なのでやや重いシューズです。
【履き心地】
履いた感触はややソールに硬さもあるシューズで、ビギナー用のシューズにしては反発性もあるシューズです。重さはありますが、ブレが少なく安定性が高く、走りやすいシューズです。重いシューズなのでスピードトレには向きませんが、5分~6分半程度で走るのがちょうどよいシューズです。ソールは厚いですが、ナイキの厚底とは異なるシューズで、ふわふわしたクッション性よりも接地や蹴りだしの感覚が掴みやすいシューズになっています。ビギナーランナーが走りの感覚を掴む練習するのにいいシューズです。
【まとめ】
GT-2000 7は、キロ5分~6分半程度であれば対応できるシューズです。サブ5レース向けのシューズとしても使用できますし、LDSなどのスロートレーニングシューズとしても使えそうです。
新作のGT-2000 8の記事はコチラ
【厚底は速さだった】第13回下野市天平マラソン大会にズームフライフライニットで参戦
こんにちは
平成31年1月14日(月)に栃木県下野市で開催された第13回下野市天平マラソン大会に参加してきました。前身の大会も含めると通算45回目と非常に歴史のある大会です。昨年の第12回も参加しています。
今回はナイキの厚底シューズの「ズームフライ フライニット」で参戦しました。厚底シューズでの初レースです。
この大会の種目は、ハーフマラソン、10km、5km、3km、2km、1km(親子) があります。今回はハーフマラソンにエントリーしました。
ハーフマラソンのエントリー数は654名、当日の参加者は528名、大会全体のエントリー数は約2,000人、当日の参加者数は1,739名でした。
【会場】
会場は栃木県下野市の天平の丘公園です。最寄りのJR宇都宮線の小金井駅からシャトルバスが頻繁に出ています。バスで10分位でアクセスが便利です。自動車を利用する場合は1200台分の駐車場があります。
武道場の中に手荷物の預り所があります。武道場の中で着替えもできます。
【コース】
天平の丘公園の前の道路がハーフマラソンのスタートとゴールになります。ハーフマラソンは約10kmのほぼ同じコースを2周します。大きなアップダウンはなく、フラットなコースになっています。
今回はズームフライフライニットで初めてレースにでます。厚底シューズでどれ位タイムが出るかチャレンジしてみます。
スタート~10km
スタートからは4分40秒前後で走ります。ズームフライフライニットの反発性が高く、ストライドが大きくなります。序盤はハーフのベストを出した12月の那須烏山マラソンと同じくらいのペースで走りました。前半はズームフライフライニットの性能をあまり引き出すことができませんでした。走りながら、走り方を探すような感じになってしまいました。
10km~ゴール
11kmを過ぎると2周目に入ります。このあたりからペースを上げていきました。4分30秒を切る位でペースまで上げていきます。
このあたりで、ズームフライフライニットの走り方がわかってきました。体の真下に着地して、着地点をつま先の方にして、体重をかかとに残さないように走ると、反発力が大きく得られます。さらに腸腰筋を使うようにするとストライドが伸びて、押し出されるような走りができます。10kmでは120cm位のストライドが18km~20kmでは130cmを超えるストライドになりました。10cm位ストライドが大きくなっています。15km以降は4分10秒前後で走れました。10kmのレースでも出ないようなラップを出せました。
ただし、いつもと走り方が異なっていたので、終盤はふくらはぎが攣りそうになりました。
結局、ベストタイムを約4分30秒更新、昨年のタイムを約7分30秒更新することが出来ました。
ズームフライフライニットはやっぱり「厚底は速さ」でした。
【まとめ】
ズームフライフライニットの威力を感じることができたレースになりました。ズームフライフライニットの性能を引き出すには走り方をマスターする必要があります。難しいことではなく、体の真下に着地して、フラットに着地を意識するとズームフライフライニットに合った走りになります。
ナイキ ズームフライフライニットを購入してみた
こんにちは
NIKEのランニングシューズ「ズームフライ フライニット」を購入しましたのでレビューします。
ズームフライフライニットの特徴を簡単にまとめると
1.今や多くの一流ランナーが履く「ヴェイパーフライ4%」と同じくカーボンプレートが入った厚底シューズです。カーボンプレートにより反発力を生み出します。
2.ニット素材の「ナイキ フライニット」を採用。ニット素材により伸縮性があり、通気性、フィット感が高まっています。
3.リアクトフォームの採用。リアクトフォームによって柔らかく、弾力性が上がり、耐久性にも優れたシューズになっています。
【デザイン】
デザインはニット素材なので、シームレスの仕上げになっています。一般的なランニングシューズとは少し違っています。
【アッパー】
アッパーはニット素材の「ナイキ フライニット」のため、伸縮性があり、伸び縮みします。フィット感は高い作りになっていますが、独特の感触なので、試し履きをした方が良いと思います。通気性も高いシューズです。
【ミッドソール】
ミッドソールはかなり厚い作りです。さすがは「厚さは速さだ!」をキャッチコピーにしているシューズだけあります。カーボンファイバープレートが入っていて、さらに「ナイキ リアクト」のためソールが柔らかく、厚い作りになっています。
【ソール】
五角形が特徴的なアウトソールになっています。五角形が様々な形をしていますが、ナイキの説明では安定感と地面を押す推進力が向上するようです。
【かかと】
かかとは他のシューズと比べると固くない作りになっています。かかとの深さがやや浅いかなと感じますが、慣れれば問題ないです。ソールの踵部の暑さは3.5cmとかなり厚いシューズです。
【重さ】
ズームフライ フライの重さは247g(27.0cm)でした。ライトレーサーTS(233g(27.5cm))と比べると少し重いシューズですが、厚さのあるシューズなので、かなり軽く感じます。
【履き心地】
履いた感触はソールの厚みがあるので、他のシューズとは感触が異なります。クッション性は今まで履いたシューズで最も高いシューズです。ソールの厚さの割に軽く感じるため、スピードはかなり出ます。フライニットによってシューズのフィット感はかなり高いです。伸び縮みするためと、つま先が少し大きく作られているため通常は27.5cmを履きますが、今回は27.0cmがちょうどよかったです。人によって感触が違ってくるので、試し履きをした方が良いです。
【走った時の感想】
走ってみると普通のシューズとは異なります。飛び跳ねるようにストライドを大きく走るとシューズの恩恵を受けられます。さらにカーボンプレートの反発力を生かすためには、ミッドフットもしくはフォアフットの走りが必要です。走り方としては体の真下に着地ができて、骨盤を使って走る走り方をマスターする必要があります。足が体より前に着地すると、かかとに体重が残り、カーボンプレートの反発力は軽減されてしまいます。
キロ5分程度で走るとほわーんとした感覚があります。ただし、ペースを上げてキロ4分30秒程度で走ると安定性があり、走りやすいシューズです。さらにペースを上げて3分50秒程度で走ると、反発力が大きく得られて、簡単にストライドを大きくして走ることができます。キロ4分~5分ペースが最も最適なシューズですが、さらに速いペースでも対応できそうです。
フォアフットと体幹を使ったフォームによって性能を十分引き出せるシューズになっています。一方でフォームによっては履きこなすのが難しいシューズです。
【まとめ】
軽量かつクッション性も非常に高いシューズです。10km~フルマラソンまで使えそうなシューズです。ただしランニングフォームによってシューズの性能を引き出せない場合があります。フォアフットもしくはミッドフットで走る必要があります。
実践編はこちら
第46回 芭蕉の里くろばねマラソンに参加してみた
こんにちは
平成30年12月23日(日)に栃木県大田原市(旧黒羽町)で開催された第46回芭蕉の里くろばねマラソン大会に参加してきました。今回で46回目と長い歴史のある大会です。
この大会の種目は、10km、5km、3km、2km、2km(親子) があります。今回は10kmにエントリーしました。今回からランネットでエントリーできるようになりました。
10kmのエントリー数は男女含めて約360名、大会全体のエントリー数は約1900名でした。高校生や中学生が多く参加していました。
【会場】
会場は栃木県大田原市の黒羽運動公園です。最寄りのJR東北新幹線と宇都宮線の那須塩原駅からシャトルバスが出ており、バスで30分位の場所です。黒羽運動公園の駐車場が利用できます。運動公園へは車で行くのが便利ですが、参加者が多いため道路がかなり渋滞します。十分時間にゆとりを持って行動した方が良さそうです。
運動公園のすぐ脇には「黒羽温泉五峰の湯」という温泉施設もあります。
【コース】
10kmのスタートとゴールは黒羽運動公園になります。ゴールは黒羽運動公園の競技場になります。アップダウンがあるコースでタイムが出にくいコースです。芭蕉の里くろばねマラソンの高低差は以下のとおりです。
スタート~5km
スタートからすぐに15m位の登りになります。登り切るとすぐに急な下りがあり、2km手前まで続きます。2kmからは平坦なようでじわしわと登りのコースになっているので、思ったよりもペースが上がりません。キロ4分20秒位で行くつもりが、4分40秒前後のタイムで苦しい走りになってしました。4km付近から5kmの折り返しまではやや大き目の登りになります。
5km~ゴール
5kmの折り返しから下り基調になります。折り返しすぐにコース唯一の給水所があります。下りに入るとかなりペースが上がって4分20秒位で走れました。8km位まで下り基調が続きます。8kmから少し登って折り返しがあり、左折すると大きな上り入ります。登りは1km程度続き、1kmで50m位登ります。登りではさすがに疲れてキロ5分程度までペースが落ちます。残り500m位で登りが終わり、今度は急な下りになり、競技場に入ってゴールとなります。何とか45分を切れましたが、結構ハードなコースに苦戦しました。
終盤は他の種目の選手が入り乱れるので選手との間隔を注意したいところです。
【まとめ】
急な登りと下りがあるコースです。かなりタフなコースなので、ペース配分が重要です。特に最後の1kmの登りはキツイので、要注意です。
第14回那須烏山マラソンに参加してみた
こんにちは
平成30年12月2日(日)に栃木県那須烏山市で開催された第14回那須烏山マラソン大会に参加してきました。
この大会の種目は、ハーフマラソン、5km、3km、2km、2km(親子) があります。今回はハーフマラソンにエントリーしました。
ハーフマラソンのエントリー数は男女合わせて659名、大会全体のエントリー数は約1,700名でした。混雑しない程度の参加人数で、走りやすかったです。
【会場】
会場は栃木県那須烏山市の那須烏山市保健福祉センターです。最寄りのJR烏山線の大金駅から徒歩で10分位の場所です。駐車場は事前に申し込みが必要で、指定の駐車場に駐車するようになります。
保健福祉センターが解放されていて、更衣室で着替えができます。保健福祉センターは暖かく、冬のレースには大変ありがたいです。
烏山ふるさと太鼓の応援もあります。
【コース】
ハーフマラソンのスタートとゴールは那須烏山市保健福祉センターの前になります。コース変更はなく例年と同じコースです。細かいアップダウンが多いコースです。前半は登り基調、中盤は下り基調ですが、終盤は川沿いのコースはフラットになりますが、細かいアップダウンは最後まであります。今回は100分切りに挑戦しました。
スタート~10km
前半は登り基調なのと体がちょっと重かったのでキロ4分50秒前後の余裕のあるペースで走ります。5km過ぎの大きな登りでペースが落ちてキロ5分、7kmでもキロ5分を超えるペースでなかなかペースが上がりません。8~9kmでも細かいアップダウンがあり、あまりペースが上がらず苦戦します。9kmで折り返して10km地点で49分と100分を切るにはかなり厳しい状況です。
10km~ゴール
10kmを過ぎると体が重かったのがなぜか急激に回復しました。フォームも良くなってペースが上がります。11km~13kmまで下りもあって4分20秒前後までペースを上げて挽回します。100分切りの可能性も大きくなってきました。14km過ぎの大きな登りがありますが、ここで息が上がってこの先は呼吸が苦しくなってきました。残り少なくなってきたので、フォームを崩さないようにしてペースを保ちます。17kmからは川沿いのコースになります。疲れでペースが4分40秒前後に落ちてきますが、このペースをなんとか保てば100分切りを達成できそう。20kmでかなりペースが落ちますが、残り1kmでもう一度立て直してゴール!1時間39分でなんとか100分切り達成です!
後半のペースがかなり上がって100分切りできました。
【まとめ】
細かいアップダウンの多いコースですが、走りやすいコースです。下りの区間を上手く走れるとタイムが出るコースです。駅からのアクセスもいいのも魅力的です。ただし電車の本数は多くないです。